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キングダムハーツミッシングリンクは、位置情報対応のモバイル向けアクションRPGとして公式に開発中止となりました。しかし、スクウェア・エニックスが『キングダムハーツIV』の開発チームが「精力的に作業を続けている」ことを確認したため、キングダムハーツファンにとっては残念なニュースばかりではありません。

キングダムハーツミッシングリンクでは、オリジナルの物語を通じてプレイヤーをスカラ・アド・カエルの世界に導き、モバイルプラットフォームでハートレスとの壮大な戦いの新たな章が展開される予定でした。本作は当初2024年のリリースを予定していました。

公式X（旧Twitter）アカウントを通じて投稿された声明文で、スクウェア・エニックスは「本タイトルを心待ちにしていた皆様に心よりお詫び申し上げます」とのコメントを寄せました。開発元は、「長期的にプレイヤーの皆様に満足いただけるサービスを提供することが困難である」と判断した結果、本プロジェクトを中止するに至りました。声明では、この決定に至った具体的な理由については明らかにされていません。

声明ではさらに、「発売を心待ちにしていた皆様に、心よりお詫び申し上げます」と続けられています。「幅広い層のお客様に楽しんでいただける体験をお届けするため、開発と調整に尽力してまいりましたが、長期間にわたり一貫して満足いただけるサービスを維持することは現実的ではないと判断し、今回の開発中止という結論に至りました。

「複数回実施されましたクローズドβテストにご参加、ご支援、ご協力いただきました全ての関係者の皆様に感謝申し上げます。このようなご報告をせざるを得ないことを深くお詫びいたします。」

声明の終盤において、スクウェア・エニックスは「キングダムハーツシリーズは前進を続けます」とコミュニティを安心させるとともに、「『キングダムハーツIV』の開発は積極的に進行中です。ファンの皆様が今後とも本シリーズを応援し、今後の発表にご期待いただけますようお願い申し上げます」と示唆しました。

これは、1月に公開された『キングダムハーツIV』の短く謎めいたティーザー以来、数か月ぶりとなる待望の続編への初めての正式な言及となります。2022年9月に本格的なコンセプトトレーラーで初公開された本作ですが、スクウェア・エニックスはその後比較的沈黙を守っており、ファンベースにもっと多くの情報を求めさせるというシリーズの伝統を継続しています。

シリーズディレクターの野村哲也氏は、20年以上、数多くの作品を経て、キングダムハーツIVがキングダムハーツの壮大な物語を結末へと導き始めることをほのめかしています。